サンデー初出の短編作品 |
概要 |
初めて「週刊少年サンデー」に載った白土作品は短編「陽忍」だ。続いて短編「たまかぜ」「妙活」「スガルの死」が発表される。 そして連載「イシミツ」全6回、不定期連載「カムイ外伝」全20回が続いたあと、1966年お正月増刊号に短編「遠当」の掲載、1968年のアニメに併せた連載「サスケ(リメイク版)」全42回で「週刊少年サンデー」への発表は終了する。 掲載の短編作品の内容としては、全体的に「週刊少年マガジン」発表のものに比べてポップな印象を受ける。 |
作品名 | 枚数 | 脱稿日 | 発表誌 「週刊少年サンデー」 | |
陽忍 | 22 | 記載無し | 1963年4月7日号(15号) | |
たまかぜ | 22 | 1963年05月18日 | 1963年6月9日号(24号) | |
妙活 | 24 | 1963年08月 | 1963年9月8日号(37号) | |
スガルの死 | 24 | 1963年09月20日 | 1963年11月3日号(45号) | |
遠当 | 31 | 1965年11月20日 | 1966年お正月増刊号 |
「陽忍」の脱稿日は記載がないが、1964年の「月刊漫画ガロ」再掲載時に「1963年3月12日」と入る。
「たまかぜ」の脱稿日は、最終コマ内に「三つの平」のサインとともに手書きのものが挿入されている。
推測だが、これは「陽忍」でコマ外に書いていた脱稿日が印刷されなかったことへの対策だったのかもしれない。
また、作品末にサイン「三つの平」が挿入されているものはこの「たまかぜ」と「妙活」だけなので、珍しいことである。「遠当」以外はカラー扉頁付き。
※各作品初出扉 |