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コンパクト・コミックス/CC
コンパクト・コミックス
サスケ
全15巻
初版 : 1966年9月30日〜1967年4月30日
定価 : 各220円
※表紙描き下ろし(第8・9・11巻のみ)
収録作品名
サスケ → 内訳
第1巻・猿飛の巻(初版1966年9月30日):付加なし
第2巻・円月剣の巻(初版1966年9月30日):付加なし
第3巻・影分身の巻(初版1966年10月31日/1966年9月20日発売):付加なし
第4巻・螢火の巻(初版1966年10月31日/1966年9月20日発売):付加なし
第5巻・練活の巻(初版1966年11月30日/1966年11月8日発売):付加なし
第6巻・身虫の巻(初版1966年11月30日/1966年11月8日発売):寄稿4頁/長谷川 正「白土漫画はなぜズシリと胸にひびくのか」
第7巻・影ヌイの巻(初版1966年12月31日/1966年12月8日発売):付加なし
第8巻・四貫目の巻(初版1966年12月31日/1966年12月8日発売):付加なし
第9巻・無角の巻(初版1967年1月31日/1967年1月8日発売):付加なし
第10巻・陽炎の巻(初版1967年1月31日/1967年1月8日発売):付加なし
第11巻・オボロ影の巻(初版1967年2月28日/1967年2月8日発売):付加なし
第12巻・エトリ忍法の巻(初版1967年2月28日/1967年2月8日発売):付加なし
第13巻・袋がえしの巻(初版1967年3月31日/1967年3月8日発売):付加なし
第14巻・鬼車の巻(初版1967年3月31日/1967年3月8日発売):付加なし
第15巻・カゲリの巻(初版1967年4月30日/1967年4月8日発売):付加なし
表紙画初出
第1巻表紙: 「少年」新連載予告頁
第2巻表紙: 「少年」1962年5月号本誌扉
第3巻表紙: 「少年」1962年5月号付録本表紙
第4巻表紙: 「少年」1963年6月号付録本表紙
第5巻表紙: 「少年」1963年1月号付録本表紙
第6巻表紙: 「少年」1962年7月号複合付録本扉
第7巻表紙: 「少年」1963年10月号付録本表紙
第8巻表紙: 描き下ろし (「少年」1964年3月号付録本表紙の描き直し)
第9巻表紙: 描き下ろし (「少年」1964年4月号付録本表紙の描き直し)
第10巻表紙: 「少年」1964年5月号付録本表紙
第11巻表紙: 描き下ろし (「少年」1964年10月号付録本中扉のカラーでの描き直し)
第12巻表紙: 「少年」1965年2月号付録本表紙
第13巻表紙: 「少年」1965年5月号付録本表紙
第14巻表紙: 「少年」1965年8月号付録本表紙
第15巻表紙: 「少年」1965年10月号付録本表紙
「サスケ」の初の単行本化。貸本では発行済みだが、貸本は最終巻が刊行されずに途中で終わっていた。初期発行の第1-2巻背表紙のレイアウトは第3巻以降のものと異なるが、のちにこの第1-2巻のレイアウトも以降のものに統一される。 中扉には初出付録本の扉絵を使用。第9巻目次に「スルガ谷」とするミス、第15巻目次に「雲奇せ」とするミスがある。
各巻表紙と作者写真 (作者写真は全て1966年半ば頃撮影のもの)
※左から第1-4巻

※左から第5-8巻

※左から第9-12巻

※左から第13-15巻
異本
背表紙に巻数表記の無い第12巻(エトリ忍法の巻)がある。1969年以降背表紙の巻数表記が消されたのだろうか。1969年発行の版は他に見ていないので現在も謎のままだ。

※下は第12巻初版本、上が背に巻数表記の無い第12巻(1969年3月20日第7版)
コンパクト・コミックス
シートン動物記
全2巻
初版 : 1967年5月31日
定価 : 各240円
収録作品名
第1巻
 灰色熊の伝記 ※前半(少年・青年・壮年時代)のみ
第2巻
 灰色熊の伝記 ※後半(老衰時代)のみ
 スプリングフィールドの狐
 ビリー
第1巻(初版1967年5月31日):付加なし
第2巻(初版1967年5月31日):付加なし
表紙画初出
第1巻表紙: 貸本「灰色熊の伝記」上巻(1964年1月15日発行/青林堂)表紙画
第2巻表紙: 貸本「シートン動物記2」(1962年8月20日発行/東邦漫画出版社)口絵
収録作品の初の単行本化。収録の作者写真だが、第1巻は「サスケ」第10巻のものと同じで、第2巻は「サスケ」第4巻のものと同じ。
※第2巻表紙
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風魔
全2巻
初版 : 1967年7月31日
定価 : 各220円
収録作品名
風魔
第1巻・異変二階堂流の巻(初版1967年7月31日):まえがき8行
第2巻・シジマ無情の巻(初版1967年7月31日):まえがき8行
表紙画初出
第1巻表紙: 「少年ブック」1965年12月号 ※連載第4回目(第3話)扉
第2巻表紙: 「少年ブック」1966年8月号 ※連載第12回目(第11話)扉
「風魔」の初の単行本化。コダマプレス社の倒産により、こちらでの発行となる。作者写真、第1巻は「サスケ」第2巻のものと同じ、第2巻は「サスケ」第12巻のものと同じ。中扉絵無し。描き下ろしの各話扉絵は、次の単行本白土三平選集「風魔」で全て描き変えられるのでこの本にしか納められていない。
カバー袖にまえがきが載るが、内第2巻のものはこの作品の連載が開始された「少年ブック」1965年9月号初出の文章。

第1巻まえがき
慶長・元和の役で大坂方を破り、天下に覇をとなえた徳川幕府は、永久政権の樹立をめざして、武家諸制度の整備につとめていた。そして、この武家諸制度を表のものとするならば、裏から政権をささえていたものが『お庭番―公儀隠密衆』であった。
この物語は、公儀隠密衆の主領・服部半蔵の影武者・犬丸半蔵が、忍の世界の王座に野望をいだいて風魔へ挑戦したことからはじまる。


第2巻まえがき
ある忍の集団がひとつの行動を起す場合、結界―立入禁止区域―をはる。だから、この結界に立入ることは、すべての生物にとって死を意味する。
そして、風魔のはる結界は、どんなものでも破ることはできない。それは、風魔という一族が、忍の生活と権利を守るために作られた集団であり、風魔の命令は、すべての忍の集団の掟以上の重みがあるからだ。風魔の結界を通りぬけることができるものは、風のみである。
※第2巻表紙
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忍者旋風
風魔忍風伝
全4巻
初版 : 1967年12月31日
定価 : 各220円
※表紙描き下ろし(全巻同じ)
収録作品名
忍者旋風
第1巻・雲の巻(初版1967年12月31日):まえがき2頁(KDC版第1巻の再録)
第2巻・残月の巻(初版1967年12月31日):付加なし
第3巻・忍の巻(初版1967年12月31日):付加なし
第4巻・流星の巻(初版1967年12月31日):付加なし
表紙画は全巻同じ。カバー袖の作者写真だが、第1巻は「サスケ」第8巻のものと同じ、第2巻は「サスケ」第1巻のものと同じ、第3巻は「サスケ」第4巻のものと同じ、第4巻は「サスケ」第2巻のものと同じ。中扉絵無し。1年ほど前に刊行が開始されたKDC版(1967年)との違いとして、各小題の文字を描き直しているのと、なぜか第2-3巻の扉絵のみを微妙に描き直していること、そして第4巻の最終頁をまた新たに描き直している。以降単行本はこれに同じ。

コダマプレス社(ダイヤモンドコミックス)の絶版を補完するために、まずこの「忍者旋風」の刊行、以降「真田剣流」「赤目」と刊行される。
コンパクト・コミックス
真田剣流
全3巻
初版 : 1968年3月31日〜1968年4月30日
定価 : 各220円
※全巻表紙描き下ろし
収録作品名
真田剣流
第1巻・桔梗の巻(初版1968年3月31日):まえがき2頁(KDC版第1巻の再録)
第2巻・丑三の巻1(初版1968年3月31日):付加なし
第3巻・丑三の巻2(初版1968年4月30日):付加なし
カバー袖の作者写真だが、第1巻は「サスケ」第14巻のものと、第3巻は「サスケ」第1巻のものと同じ。中扉絵無し。KDC版(1966年)との違いとして、描き下ろしの各話扉絵を入れたことによって章の繋ぎ目のコマを一部削除するなどの改稿がある。以降単行本もこれに同じ。
※第2巻表紙と第2巻作者写真(1966年半ば頃撮影のもの)
コンパクト・コミックス
赤目
全1巻
初版 : 1968年4月30日
定価 : 220円
※表紙描き下ろし
収録作品名
赤目
第1巻(初版1968年4月30日):付加なし
カバー袖の作者写真は「サスケ」第7巻のものと同じ。中扉絵無し。
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狼小僧
全2巻
初版 : 1968年7月31日
定価 : 各240円
収録作品名
狼小僧
第1巻・前編 誕生の巻(初版1968年7月31日):付加なし
第2巻・後編 放浪の巻(初版1968年7月31日):付加なし
「狼小僧」の初の単行本化。カバー袖の作者写真だが、第1巻は「サスケ」第7巻のものと同じで、第2巻は「サスケ」第15巻のものと同じ。中扉絵無し。各話扉絵描き下ろしで、以降単行本も同じ。
※第2巻表紙
※CC版のまえがきは全て再録のもの。